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言葉で伝えることの難しさ

ビジネスの世界でも日常の生活でも自分以外のだれかに何かを伝える場面は多々あります。

ことビジネスの世界では、相手に以下に正しく伝えるかというのが重要になってくる場面に多く出くわします。

表現一つで正しいことが伝わらなくてトラブルの元になったり、正しいこと伝え方をしたのに相手の知識・経験不足から誤解を招いてしまったりということはよく起こりえます。

このとき、正しく理解できなかった方が悪いのでしょうか?

私はいかなる場面においても伝わるか伝わらないかは伝える側の責任であると考えています。

仮に専門的なことであったとしても、伝える相手が素人であれば素人が分かる形で伝えてあげる必要があります。

簡易な表現を使うことはもちろん、たとえ話を交えて表現したりする工夫も必要になるでしょう。
場合によっては、イラストや図などを交えて視覚的に伝えた方が相手に伝わりやすかったりする場合もあります。

言葉や文字で伝えることが難しいということは知っている人は知っていますが、そのことを知らない人からすると、一所懸命に話したり書いたりすれば伝わると思っている人も少なからずいるのも事実です。

ほら、そこに書いてあるでしょ、と言わんばかりに説明を端折ることもあるくらいです。

この伝えるということに関しては、若い頃に受けた研修がとても印象に残っています。

例えば、以下の図形をその図を見ていない人に言葉だけで説明をして描いてもらう、ということをします。

簡単な例として以下の図形を言葉だけで説明をして、描いてもらうことをやってみるとします。

あなたならどうやって説明するでしょうか。

・四角形の中に丸を描きます
・四角形の上に丸を描きます
・長方形の四角形の中に丸を描きます
・四角形に接するように丸を描きます

いずれも上の図を表す表現になります。
しかし、実際に描いてもらうとこんな感じになる可能性があります。

・四角形の中に丸を描きます

・四角形の上に丸を描きます

・長方形の四角形の中に丸を描きます

・四角形に接するように丸を描きます

どうですか?
どれも説明のとおりに書いているものになります。

たまたま、説明が上手な人がいたとして

・横長の長方形を描いて、その中に上辺と下辺に接するように丸を描きます

と丁寧に説明すれば、受け手側が正しく理解できれば正解の図を描けるかもしれません。

ただし、受け手側正しく理解できる、という前提が付きますので、説明する側がいかに正しい説明をしても正しく伝わるかどうかは振れ幅の余地が残ってしまいます。

四角形、長方形、丸の形自体は日本人であればたいていの人が理解できるので、形を書くところはそれほど苦労しないかもしれませんが、これがもう少し複雑な図形になったり四角と丸だけではなく、何個も重なりあった図形であれば難易度はぐっと高くなります。

私は若かりし日にこの図形を言葉だけで伝える研修を受けているので、言葉だけだと正しい情報が伝わらないというのを理解しているつもりです。

とはいっても、身にしみて分かるようになるまでには長い年月がかかったのは確かですが。。。

このことを知らなくてクライアントとミスコミュニケーションが生じてしまう若手も多くいるので、そんな若手には必ずこのワークをやってみます。

それをやっても、自分の体験として言葉では伝わらないんだということが腑に落ちる必要があることは言うまでもありませんが。

まずは言葉だけでは正しく伝えることは難しいということを十分に理解しているところから物事はスタートするといっても過言ではありません。

その先には、どうやって正しく正確に伝えるかといった論点にもなるのですが、かなり長文になってしまったので次回のテーマに譲ることにします。

今回も長文を最後までお読みくださりありがとうございます。
次回の更新も楽しみにしていてください。